既婚者が2人でご飯を食べるというのはどこまでが許されることだと思いますか。
ある人は浮気、ある人はセーフとする方もいらっしゃいます。
今回はその線引きについて解説していきましょう。
■既婚者2人でご飯を食べるのは浮気になる?
既婚者同士でご飯を食べるのはNGとされる配偶者の方も少なくはありません。
しかし、よく考えてみましょう。
外勤営業の2人が、たとえば出先でランチを取るなどするのは浮気になりますか?
ならないのではないでしょうか。
既婚者同士ではなくても異性とのご飯は必ずしも浮気などと疑われることはありません。
さすがに会社のランチで、既婚者同士なので2人きりでご飯を食べるのはやめておきましょうなんて言えるはずもありませんね。
■不倫とはどのような関係になると不倫になるのか
一部の既婚女性は、既婚者同士の異性でご飯に行っただけでも不倫だと主張する方もいらっしゃいます。
それによって慰謝料を請求しようとされる方も中にはいらっしゃるでしょう。
しかし、日本の法律上では、ご飯に異性2人で出かけただけで不倫に当てはまるようなことはありません。
基本的に不倫として問われるのは、不貞行為を働いた場合です。
不貞行為とはつまり、男女の肉体関係のことです。
既婚者が肉体関係を結ぶことでそれは不倫となってしまいます。
食事をしただけでは不貞行為となることは決してありませんので、まず相手の配偶者、自分の配偶者に訴えられたとしても気にすることはありません。
■不貞行為がなくても不倫になるケースもあり
ただし、肉体関係がお互いになくても不倫として認められてしまうこともあります。
いわゆるプラトニックラブでも、その度合いによっては不倫として認められてしまうのです。
たとえば、既婚者同士がプラトニックラブに陥って、肉体関係はなくてもお互いの家庭をそっちのけにしてデートを重ねた場合かつ配偶者との関係に亀裂が入ってしまった場合は、不倫として認められてしまうのです。
肉体関係はないから大丈夫だと思っていても、慰謝料を請求されてしまうケースもあることは、既婚者が恋愛関係に陥ってしまった場合はよく注意しておくと良いでしょう。
もし好きになっても家庭を壊さないようにすることが第一と言えます。
■まとめ
既婚者2人でご飯に出かけること自体は、不倫になることはありませんので、もし誘われても出かけても問題ないでしょう。
ただ、そこに肉体関係がプラスされた場合や自分の家庭や相手の家庭を壊してしまうような関係に陥ってしまった場合は訴えられる可能性があるので注意しましょう。